2024年4月12日 | 賃貸管理事例
当社が管理している駐車場の清掃とグレーチングの交換を行いました。
雑草が生い茂っていたり、ごみが放置されている駐車場は、清潔感がなく駐車場を利用している人が不快に感じたり、管理が行き届いていない印象を与えて利用者が集まりにくくなる可能性があります。また、利用者だけでなく、最悪、近隣住民の方にも迷惑をかけてしまうことになるので、清掃は重要です。
定期的に除草剤を撒いているため、だいぶ雑草は少なっていますが、今のうちに除草剤を撒くことで、夏前になるべく雑草が減っている状態にします。夏前に撒くときに、雑草が生い茂って手が付けられない状態にならないように、細かい部分にも注意して、徹底して除草剤を撒いてきました。
除草剤は、大きく液剤と粒剤に分けられますが、使用したのは粒剤です。液剤は、万が一、駐車場契約者様の車に付着してしまうと、車が損傷(塗装にダメージを与えたり、樹脂パーツを劣化させるなど)することがあるので、粒剤を使用する方が安全です。
粒剤は効果が出るまで1週間程度かかりますが、雑草の根から吸収されるため効果が長続きすること、発芽を抑制して雑草の発生を予防できることから、根が深く張っている大きな雑草でなければ、おススメです。
あわせて、タバコの吸い殻などのゴミの掃除をしました。清潔な駐車場の方が、利用されている契約者様の満足度が向上しますし、ゴミは火災につながるリスクがあるので、定期的に掃除をすることが大切です。
駐車場の排水溝にかぶせてある、タイヤや足の落下を防ぐためのグレーチング(格子状の蓋)に不具合があったので交換しました。
グレーチングとグレーチングの連結ボルトが外れてしまって、それぞれのグレーチングが反り返ってしまって、車が駐車場を出入りする時に排水溝に落ちてしまっていました。
このままだとパンクまではしないにしても、タイヤや足回りを傷つけたり、反り返った部分に足が引っかかって利用者や近隣の歩行者が転倒する危険性があります。
連結ボルトが錆びて外れないようグレーチングにしっかり取り付けます。また、排水溝の平行が取れていないと反りかえりに繋がってしまうため、パッキンを使って平行を保つ対策をしました。
駐車場を綺麗に管理するために、定期的な清掃や点検は欠かせません。住居と違って駐車場だと近隣環境への意識がどうしても低くなってしまうことがありますが、駐車場も近隣環境に配慮して悪化させないことが大切です。
雑草が無造作に生えていたり、ゴミが散乱しているようだと、周辺地域の環境価値が低くなってしまいます。また、落ちているものによってはパンクなどのトラブルに繋がってしまいます。
管理する側も利用する側も大切に使うことで、地域の環境価値が高まることにつながると思います。