2024年5月13日 | 水まわり工事事例
横浜市神奈川区の管理会社様より賃貸アパートにて、入居前に新しく洗面台の入れ替えのご依頼を頂きました。
既存でついている洗面台は年式も2007年製で見た目も古いので新しく交換することで賃貸アパートの価値が高まり、新しく入居される入居者様も綺麗な状態でご利用できます。
蛇口部分は、2ハンドルのタイプの蛇口からシングルヘッドの蛇口に変わり、2パターンの吐水切り替えとハンドシャワーと昇降式シャワーヘッドの仕様になり、洗面台で簡単な洗髪をすることも出来ます。
また、洗面ボウルが陶器製から人口大理石製に変わっている為、陶器製の素材よりも衝撃に強い為割れにくい素材の洗面ボウルになります。
洗面台の入れ替え工事は、給湯、給水、排水の位置を確認して、既存の位置と新しく設置する洗面台の給排水の位置を調整します。
その為、排水管、給水、給湯管を伸ばしたり、短くしたりなどの配管工事も必要になります。
まず、取り外すためには給水、給湯、排水の繋ぎを洗面台から外す作業になります。それぞれの管の結びを外すのにも建物の中を通っている排管が折れたりなどしてしまわないように慎重な作業が必要になります。空室の部屋での設置工事の時は水道メーターの元の止水栓を閉じて作業をしています。
それぞれの管の結びを外したら、洗面台の上に乗っかっている化粧鏡を外していきます。化粧鏡には裏にコンセントで照明の電気が刺さっているので、壁の中の電線を引っ張らないよう丁寧に作業します。
次に洗面台を取り外します。床から給水、給湯、排水管が立ち上がっている時は、少し持ち上げてそれぞれの管を引っかけないよう注意が必要です。壁からの管が出ている時は、少し手前に引いて管に衝撃を与えないように注意します。
洗面台に照明器具が付いているものは、コンセントの有無次第では電気工事が必要になります。
洗面台のサイズも変わるので、床の状況次第では、床材の上に洗面台が乗っかる形で設置されていれば跡が残ったり、洗面台の形に添って床材が加工されいた場合などは別途床の工事が必要になり、床だけではなく側面、裏面の壁紙も跡が出たりなどのこともあります。
今回の洗面台入れ替え工事では、床材やその他にかかる工事の追加はなく工事が終わりました。
洗面台に限らず、設備器具の交換時にはそのタイミングでなければ掃除できない箇所の掃除をする機会でもあります。洗面台やトイレ、キッチン周りなど、使用頻度の多い箇所の裏面側などは、物理的に手が届かないので汚れや、何かの拍子にモノを落としてしまったりしても中々対応することが難しいです。
汚れはほっておく分だけ綺麗にすることが難しくなるので、こういうタイミングで掃除をして少しでも綺麗にモノを保つようにしてモノを大切にする事が出来ると思います。