2024年2月8日 | 水まわり工事事例
横浜市港南区の三共住販株式会社です。
今回は、横浜市西区の賃貸マンションの洗面台の蛇口から水が止まらず、洗面台ごと交換した事例をご紹介します。
現地に伺って蛇口の故障状況を確認してみました。洗面台の蛇口は、コンビネーションタイプと呼ばれる、操作部のレバーと吐水口のシャワーが独立しているものでした。
吐水口からは、ポタポタ・チョロチョロと水が垂れています。レバーを動かして水を止めようと思っても、レバーが上にも下にも動かない状況でした。そのため、入居者様にご説明して止水栓で水を止めていただいて水漏れの対応をしました。
今回は吐水口から水が垂れていましたが、洗面台蛇口から水漏れしている場合、他に
ことが多くなります。
吐水口からポタポタ・チョロチョロと水が垂れている場合、故障の原因として考えられるのは、
あたりになります。
故障個所を特定して部材を交換するのが一般的な流れになりますが、古いタイプの洗面台の場合、水栓金具の部品が製造中止になり修理部品が手に入らないことがあります。今回蛇口から水が垂れている洗面台の販売時期は、2003年2月~2007年4月でしたので、短くても16年は経っています。
そこで、メーカーの部材を調べてみると、水栓金具のみの交換は推奨されておらず(TOTOのHPより)、蛇口の部材も補修用性能部品の最低保有期間が過ぎているものがありました。
そのため、仮に今回修理部品が手に入って修理できたとしても、別の部品が壊れたときに在庫がなく修理できない可能性や経年劣化で故障しやすい状態であることから、洗面台ごと交換するご提案をし、ご了承いただきました。
新しく取り付ける洗面台はTOTOのVシリーズで、既設の洗面台と奥行・高さの寸法が変わります。奥行きと高さの寸法が変わることによる以下2点をお客様にご説明し、ご了承をいただいて設置しました。
・奥行は、既設の洗面台より浅くなるため、洗面台の跡がCF(クッションフロア)に残る可能性があること。
・既設の洗面台は上部に棚が設置されており、壁のクロス跡が隠れる高さ洗面台を設置したかったのですが設置できず、高さが低いことでクロスの跡が出ること。
TOTOのVシリーズの洗面台に交換したので、ボウル部分が陶器から人工大理石製に変わります。
人工大理石は陶器と比べて衝撃に強く、割れにくい素材で軽いです。3F まで運搬しているときに軽さを実感しました。
奥行の寸法が浅くなるため、CF(クッションフロア)の跡が残る可能性がありましたが、目立つことなく綺麗に設置できたので良かったです。やはり跡がない方が入居者様にとっては良いですから。
お見積り、ご相談は無料です。お困りごとがありましたら、是非一度お問い合わせください。