2024年1月12日 | 水まわり工事事例
不動産管理会社様から、横浜市神奈川区の戸建て住宅にお住まいのお客様の据え置き型給湯器交換のご依頼をいただきました。
お客様から不動産管理会社様に、お湯が出たり出なかったりを繰り返していると連絡があり、当社に給湯器交換の依頼がありました。冬真っただ中の1月ということで、お湯が出ずに温かいお風呂に入れないとお客様も困ってしまいますので、早速交換にお客様宅に伺いました。
ガス給湯器にはいくつか種類がありますが、今回交換のご依頼をいただいたのは、据え置き型給湯器です。据え置き型は、主に戸建て住宅の屋外で、地面に直接設置するのではなく、ブロックやコンクリートなどでできた据え置き架台の上に設置する給湯器になります。
部品の交換ではなく、ガス給湯器を交換することになったのは、使用年数に伴う経年劣化が原因です。お湯が出たり出なかったりというのは、ガス給湯器の故障としてはよくあるもので、使用年数が短ければ故障の原因となっている部品を特定して、部品交換で対応します。
ガス給湯器は標準使用年数が10年となっており、10年近く使用している場合は基本的に交換で対応します。メーカーが部品の在庫を保有しているのは製造終了10年間のため、それを超えると部品を入手しづらくなります。また、故障している部品を交換しても、他の部品が故障する可能性が高くなります。そのため、使用して10年近い場合は交換した方が安心です。
まず、故障したガス給湯器からガス管や水道管といった配管類を外して、ガス給湯器本体を撤去します。
続いて、新しいガス給湯器本体を据え置き架台の上に設置します。据え置き架台は、もともと設置してあるものにひび割れ等の問題はなかったため、そのまま使用しています。架台の上に置いた上で、ガス給湯器本体をL字金具で壁に固定します。
外した配管類を新しいガス給湯器本体に繋ぎます。配管がしっかりできていることを確認して、交換完了です。
今回は交換だったので問題ありませんでしたが、新しく据え置き型給湯器を設置する場合は、「住宅の壁から少し間を空けること」「配管が横から出ていること」の2点を考慮して、屋外に設置スペースが確保できるか確認が必要になります。
今回の交換で、ノーリツからリンナイにガス給湯器メーカーを変更しました。国内の給湯器市場は、ノーリツとリンナイが2強で、どちらのメーカーも高品質な製品を提供しています。性能や機能はほぼ違いはないと言って良いと思います。
当社ではリンナイの製品を安価に仕入れられるため、メーカーにこだわりがなく、少しでも安価に交換したい場合は、一度お問い合わせください。
今回は据え置き型から据え置き型への交換でしたが、据え置き型から壁掛け型への交換も可能です。それぞれメリット・デメリットがあるのと、設置状況によっては難しい場合もありますので、交換を検討している場合も、一度、お問い合わせください。