2023年11月30日 | 賃貸管理事例
引き続き、一軒家の解体作業からです。(前回までの解体作業③)
前回よりのコンクリートガラは大分減っては行きましたが、まだまだ残っていますが手分けして運搬していきながら、
家の裏にあった巨木の伐採と手分けをして進めていきます。
根元を伐採して倒して、ということが場所の都合上できない為、木に登って伐採していきます。
まず、枝の部分を伐採して、登って作業しやすい状態にしていきます。
枝部分を伐採し終わったら、上から手で運搬できるくらいの重さに切って、
ロープで括り付け下に落としていきます。
近隣の別の土地や、下で作業している人に気を付けながら慎重に伐採していきます。
下に落とした丸太もこのままでは、運搬するのに重さがあるので、人が運べる重さまでカットして下のトラックまで運搬していきます。
大型の重機やトラックが入れない場所はこういった一手間が増えてしまいます。
根っこも高さがある木なので、かなりの量になり、基礎も深さがあり、かなり大変な作業になりました。
土地の場所がトラック、車の入れない場所にあり、一番近くの道路も階段を100M位上り下りして運搬したり、ミニユンボの移動も階段の幅ギリギリで、何かと手間がかかる現場でした。
巨木の伐採も手作業で危険な高所作業でした。
手解体は人力作業で大変なことが目立ちますが、今回みたいにすぐ下にご近所様の建物があったり、階段が狭かったりする場所では人手による丁寧な作業が出来ます。
人手を中心に作業をすることの安全性や安心感もあります。重機には重機の人手には人手の良さがあります。
ミニユンボが階段を下りる姿は大変な現場でしたが、ようやく終わった安堵感がありますね。