2023年10月27日 | 水まわり工事事例
横浜市港南区の三共住販株式会社です。
今回は、横浜市中区の賃貸マンションの入居者様からご依頼いただいた、洗面蛇口交換の事例をご紹介します。
入居所様から「蛇口と洗面台の接地面から水が漏れている」ということで、洗面台の蛇口の交換のご依頼をいただきました。洗面台は毎日使うものですから、水漏れしていると困りますよね。
蛇口からの水漏れや蛇口と洗面台の接地面からの水漏れの場合、原因の多くは、蛇口自体が古くなって壊れたか、パッキンなどの内部の部品が劣化したかになります。これらの場合、蛇口の根元(洗面台との接地面)から水がにじみ出るような感じで水漏れします。
まず、水漏れ箇所の確認をします。蛇口と洗面台の接地面だけでなく、洗面台の下まで水漏れをしていないか確認します。水漏れの個所によって、水漏れの原因が異なり、複数個所で水漏れしていれば、複数の原因が考えられます。
今回は、洗面台の下は水漏れをしていませんでしたが、蛇口の部品の修理で済ませずに、蛇口を交換することで水漏れを解消することにしました。
水漏れの解消方法として交換することにしたと書きました。蛇口の部品を修理することで対応することもあるのですが、実は蛇口と一言でいっても結構たくさんの部品で構成されています。たとえば、30個近い部品で構成されている蛇口もあります。分解しないと分からないですが、結構な数ですよね。
部品の交換で対応する場合、交換しても水漏れが止まらないことになると、また他の部品を交換して・・・となることで、蛇口自体を交換した方が結果的に安くなったり、確実に水漏れが止まるという意味でも安心です。
また、蛇口によっては構成する部品の一部が廃番になっていることもあります。そうなるとメーカー側としてもメーカー保証の関係で部材のみの交換は推奨されておらず、蛇口全体を交換した方が良いという場合もあります。
蛇口を選ぶときには、取付穴のタイプを踏まえて考える必要があります。蛇口は洗面台の天板に取り付けられているもので、取付穴が1つ(ワンホール)タイプのものでした。取付穴が2つ(ツーホール)タイプのものもあります。
今回、洗面台の深さが浅いこともあり、当社がよく使っているTOTO(安く仕入れられる)やKVKのワンホールタイプを選ぶと、蛇口の高さが蛇口下15cmくらいと低くなってしまい、窮屈で使いづらくなってしまうことが懸念されました。
そこで、同じ高さになるように同じメーカーであるカクダイの後継機にすることにしました。そのうえで、2ハンドルのものかシングルレバーかをお客様に選んでいただき、シングルレバーの後継機に決定しました。
後継機で取り付けた蛇口ですが、ハンドルが片側のみ付いていて蛇口がアシンメトリーなデザインで、以前付いていたものに劣らないデザインで素敵です。蛇口のRも綺麗ですよね。
水漏れもなおってお客様にもご安心いただきました。水漏れしているのは、やっぱり不安ですから。
今回はお客様の状況から、当社がよく使っているメーカーではない蛇口をご提案しましたが、お客様にとっての最善を考えることが大切です。たとえば当社はTOTOは安く仕入れられますが、既存のメーカーの後継機にした方が料金が安くおさまったり、部材を交換する方が結果的に料金が高くなる可能性がありますので、そのあたりはしっかり確認するようにしています。
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ご相談は無料ですので、水まわりでお困りごとがありましたら、お気軽にお問い合わせください。